-- 肌着とウェア --
赤ちゃんの肌着の選び方
  • ○短肌着

    赤ちゃんの基本となる肌着です。常に汗や皮膚の汚れを取るために着せてあげます。
    赤ちゃんにとって良い肌着とは、安全でやわらかく心地よいものです。
    赤ちゃんが裸ん坊でいるときのように、自由で心地よい、赤ちゃんのもう1つの肌を目指して作っている拘りのメーカーの肌着もございます。

 

  • ○コンビ肌着

    赤ちゃんの足まですっぽりと覆う肌着で、裾がめくれてしまわないようにスナップが付いています。体温調節の苦手な赤ちゃんは肌着の2枚重ねが基本です。
    産院にいる間は長肌着というものが多く使われていますが、お家では赤ちゃんの足の動きを妨げず、子守帯、ベビーカー、チャイルドシートを使用するにも便利なコンビ肌着が一般的です。

 

○素材

素材は年間通してお使いいただけるフライス素材、夏場に適した軽くて薄い編み地のさらっとした天竺素材、冬に適した厚手のあったかスムース素材が基本です。
例えば3000gで生まれた赤ちゃんは3ヶ月後にはおよそ6000gと約倍の大きさに成長します。よって新生児期の肌着はおよそ3ヶ月程しか着られません。
その季節や育児環境(自宅が暖かい、寒い、良くお出かけするなど)にあった快適な素材を選んであげることが大切です。
お子様の体質を心配されるママも多いと思いますが、単にオーガニック素材であれば安心と言うわけではなく、ママの目でしっかりと見て、赤ちゃんのために真剣に作られたメーカーの商品を選んでいただくことが大切であると思います。

  • ○縫製

    基本的に日本製であれば新生児肌着は殆どがデリケートな赤ちゃんの肌に刺激を与えないように縫い目やタグは全て表側。縫製は平面縫製でゴロつきはありません。
    更にその平面縫製の肌のあたりを逆にしてより肌触りに拘っている「赤ちゃんの城」というメーカーの肌着もあります。
    赤ちゃんの肌は本当にデリケートなため、新生児期はボタンやマジックテープではなく、紐タイプの肌着がオススメです。
    更にチェックしておきたいところは、襟ぐりのパイピングの仕様。お洗濯の多い赤ちゃんの肌着が型崩れしないためには、お洗濯で伸びて型崩れしにくいタテ地が使用されているものもあります。そういった拘った縫製の肌着は技術が必要なため数少ないメーカーの仕様となります。紐も同様、すぐほつれたり取れたりしないように丁寧に縫製されたものを選んで頂くと良いと思います。

 

○サイズ

赤ちゃんはすぐに成長してしまうからと言って、大きめの肌着を選んでしまうと、フィットせずに汗を上手く吸収できなかったり、簡単にはだけてしまったりと、赤ちゃんは心地よくありません。また小さめの肌着を着ていると小さくても活発に動く赤ちゃんの動きを妨げてしまいます。適正なサイズを選んであげましょう。
新生児 50㎝ 3ヶ月 60㎝ 7ヶ月 70㎝ が平均です。

  • ○出産準備に何枚必要?

    出産間近になるとママもなかなか外出が辛くなったり、お産が早まることもあるため、妊娠8ヶ月頃、揃えられる場合が多いようです。
    短肌着5~7枚 コンビ肌着(季節に応じて)3~7枚が必要数といわれています。
    赤ちゃんは汗っかきで、汚し屋さんです。ミルクの吐きこぼしなど一日に何度も着替えが必要です。出産後、育児で忙しい時に焦らないように、しっかりとした準備が大切です。

 

○何故赤ちゃんの肌着は2枚重ねるの?

赤ちゃんは体温調節が出来る仕組みがつくられている時期です。体が小さい割には体表面積が大きく、また皮下脂肪が少ないため熱を失いやすいです。また体重あたりの摂取量も多く、運動量も多いため生み出す熱の量が多いなどの違いから、暑さ寒さの反応を充分にすることが出来ません。
そのため、心地のよいあまり厚手ではない素材を重ねて着させてあげることにより体温調節をしてあげることが大切なのです。


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